ちょうど本日「クロスファイア」という番組で女系天皇についての議論があったようです。Youtubeにアップされていました。ポイントになる部分は33:40あたりから始まります。
自民・下村博文氏が男系天皇にこだわる立場で語っていますが、案の定、さくっと論破されています。ボコボコにされています。
その割に下村氏はサバサバした雰囲気。さすがプロです。自分の本心から男系天皇支持を主張しているのではなく、あくまで「自分の役割を果たす」立場で臨んでいるわけです。つまり心の底では男系にこだわる合理性が無いことは百も承知なのだと思われます。最初からボコボコに論破されることが分かっていたからこそ、涼しい顔でいられたわけです。
現政権の中でも、心の底から男系天皇支持という人はかなりの少数でしょう。あくまで現政権の支持基盤である保守的市民の期待に応えているだけのことです。
困ってしまうのは、このように論理的に脆弱な主張であっても、正しいと信じていまう国民が少なくないことです。特にネット上では、現政権を支持する声が目立ちますが、自分の頭で考えることなく、男系天皇を堅持すべきと信じてしまう市民も少なからずいると考えられ、嘆かわしいことです。
昨日、某ニュース番組を見ていて「東芝の破たんは原発メーカー:ウエスティングハウス社を高値掴みしたことが主要な要因」とやっていました。当時(2006年)、既にCIAの調査報告では、「原発事業の将来性に疑問」との見解が出ていたようです。つまり売却側はさっさと売却したかった。一方、日本側は原発事業の将来性に何ら疑問を感じることなく、高値で購入してしまった。その際、東芝のみならず、通産省も関与しており、東芝からすれば「通産省もお墨付きの優良物件」と疑わなかったのでしょう。
一般国民もメディアも最近まで「原発は最も発電コストが安い」と全く疑うことをしなかったわけです。
もっと自分の頭でモノを考える日本人にならないと、本当にやばいと思います。
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