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2017年6月3日土曜日

深まるトランプ氏への絶望


  世界中のひんしゅくを集め、世界中に失望をばらまいたトランプ氏の初外遊が終わりました。メルケルさんは長年の同盟国に頼れる時代は終わったと述べ、世界に衝撃が走っています。



  メルケルさんは深く落胆したようです。しかし、そこは大国の首相、いつまでも感傷に浸ってはいません。落胆の数日後には新たな友人を求めて「中国」に接近し、不確実な時代から、ドイツとその国民を希望に導こうとしています。

  日本人の多くは、後ほどまた述べますが、異常なまでに米国への愛着が強く、一方、中国には強い警戒感を持っています。ですので、ドイツのような素早い切り替えは困難と思われますが、ひょっとするとそう遠くない未来にドイツが今、模索し始めている「切り替え」を迫られるかもしれません。

  民主国家、しかもアメリカのような豊かな超大国ですら「おかしな人物」が大統領になってしまうのです。そんな国に安全保障、国防といった国家の背骨ともいうべき重大な機能を依存している現在の日本の構造はあまりに脆弱です。

  とは言え、今時、自国国防を自力単独でやるのは現実的ではありません。どこの国も他国との軍事同盟を結んでいます。日本は憲法の制約もあり、普通の「助け合い」・「守りあい」の同盟を結ぶことができず、日本国内に米国基地を置くことの代わりに米軍に日本の国土を防衛してもらっています。従って、「アメリカが危ない国」になっても友人関係を解消できないわけです。

  一方、安倍首相は最近ビデオメッセージを発し、憲法改正を唱えています。しかし、その趣旨は自衛隊を合憲とすることにとどまっています。安倍首相の改憲案を「中途半端」と批判する意見も多々ありますが、彼らの意見も似たり寄ったりで、自衛隊を合憲とし、かつ、戦える軍隊とすることが改憲の目的になっています。

  私に言わせればこれだって中途半端です。その程度の改憲なら違憲とされながらも自衛隊が存在すること、つまり違憲状態が事実として許容されていることを踏まえれば、必要ではない何故ならそれは憲法という「文書」を変化させること、つまり形式を整える以上の意味を持たないからです。そもそも違憲な自衛隊なのですから、周辺状況の切迫度合いに応じて、違憲の度合いを増しながら、必要な姿に変化させればいいわけですから。いわゆる「五十歩百歩」的に自衛隊を進化させればいいだけのことです。

  私が言うような「日米同盟以外の選択肢を可能とする改憲」というのはあまり聞きません。しかし、これは、現在我々が晒されている状況において、極めて必要性の高いものと思います。


  しかし、仮にトランプ氏が近い未来、大統領の座を追われるならば、そんなに焦る必要もありません。これを踏まえて、次の記事に続きます。



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