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2017年6月25日日曜日

馬鹿過ぎて大統領は無理



  ニューズウイーク日本語版の記事でこんなものがあります。

  トランプは馬鹿過ぎて大統領は無理


  大統領であろうが他の特定個人であろうと、「馬鹿過ぎる」という表現はやや乱暴な印象があります。しかも、世界的に知られる「ニューズウイーク」というメジャーなメディアの記事です。その他にも、
  
  大丈夫かトランプ 大統領の精神状態を疑う声が噴出


  米政権幹部に襲いかかる、トランプの執拗な怒りの病


  放言止まらないトランプが歩む自滅への道


  などなど、世界で最も大きなパワーを持つ米大統領の姿を極めて率直に記述する記事が並びます。日本では考えられないことです。


  しかし、客観的事実として、トランプ氏はあまりに個性的な行動・言動をとってきました。その結果、英国では予定されているトランプ氏の訪英を延期すべきという議論もあります。つまり、一国のトップ、しかも超大国のトップがその好ましくない評判ゆえに他国への公式訪問に支障をきたしているわけです。これは大いに異常な状況です。


  「馬鹿過ぎる」「精神状態を疑う」「執拗な怒りの病」「放言止まらない」「自滅への道」という日本人には抵抗がある極めて感情的な表現ではありますが、逆に、このような表現を避けながらトランプ氏の現状を的確に表現することができるでしょうか?表現はできても的確に表現は出来ないかもしれない。


  日本人は、強い言葉を避けることで物事を客観的に記述しようとする傾向があります。人はついつい感情に走りがちですので、このような「抑制」は多くの場合、良い効果をもたらします。しかしこれは、記述しようとする対象が、「異常ではない」範囲内で言えることです。そもそも記述しようとする対象が「常軌を逸する」異常な物事であるなら、それを強い言葉を避けながら記述しようとすれば、自ずと違和感が生じます。


  トランプ氏の大統領就任は、それ自体PostTruthと呼ばれる「常軌を逸した」現象ですので、ニューズウイークの記事が「常軌を逸した」内容になったとしてもそれはニューズウイーク誌の失点ではありません。


  むしろ、ニューズウイーク誌の言葉の選択に疑問を持ってしまう我々日本人が馴染んでいる日常の中に重大な問題があるのかもしれませんね。そういう観点で次の記事を書いてゆこうと思います。






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