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2017年6月18日日曜日

漫才のような女系天皇の是非議論


  昨日の記事でも紹介した「クロスファイア」での下村博文氏と山尾志桜里氏の議論ですが、女性宮家・女系天皇を巡る議論の頓珍漢ぶりがよくわかる内容になっています。政治討論というよりコントか漫才を見ているようです。


  女性宮家・女系天皇に関する議論は、19:45あたりから始まりますが、議論開始から20分ほど経た
36:28ころ、山尾氏が下村氏への反論として、


   歴史経緯を重視する(男系男子を貫く)があまり、
   皇位継承という一番の大本がなくなってしまうという
   過ちを犯してしまう


という趣旨の発言をしています。





  そもそも「女性宮家・女系天皇」は「皇位継承を安定化させる手段」として提案されているものですから、こんな話が出てくること自体、議論の大混乱を意味しています。いつの間にか「女性宮家・女系天皇の是非」が議論の中心に置かれ、肝心要の「皇位継承の安定化」が忘れ去られているわけです。


  まるで漫才を見ているようです。ボケ:下村博文、ツッコミ:山尾志桜里、という形ですね。


  ところで、いつの間にか「手段が目的化」してしまうのは、我々の日常の中で頻繁に起きる思考の混乱パターンです。日本人の弱点でしょうか?


  議論の途中で下村氏が、「女性宮家にもいくつかパターンが考えられ、皇族女性の配偶者と子には皇族の資格を与えない選択肢もある」、という話をしています。これでは、そもそも皇位継承の安定化に寄与しませんよね。(笑) 「女性宮家は皇位継承安定化の手段である」という構造が頭に入っていれば、絶対に出てこない発言です。彼は議員というより、コメディアンのほうが向いてるんじゃないでしょうか?


  こんな間抜けな政治家同士の討論が公共の電波に乗って放送されるというのは日本の恥だと思います。「いわゆる政治家」のほとんどが「実質的コメディアン」になってしまっているわけです。しかし、その背景には国民のツッコミの甘さがあると思われます。中途半端に納得することなく、自分の頭で考え、自分の言葉で語る国民が増えていかなければ日本の未来は無いと思います。



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