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2017年6月10日土曜日

トランプの終りに備え始めた世界、備えるべき日本


    「マッドマン・セオリー」なるものがあるらしく、ニクソン元米大統領が提唱したものとのことです。あのトランプ氏はニクソン氏を敬愛し、この「マッドマン・セオリー」を実践していると言われているそうです。


  勘のいい方なら改めて説明するまでもなくその意味を理解されると思いますが、文字通り「マッドマン」を演じ、敵対する相手を委縮させる戦術のことを「マッドマン・セオリー」と呼ぶようです。例えば、ニクソン米大統領(当時)は自身を「核戦争も辞さぬ狂人」に見せかけることでベトナム戦争を終結させたそうです。


  言うまでもなく、トランプ氏はこれを対北朝鮮で応用しようと目論んでいるようです。実際、ほんの一時期、北朝鮮が予想されたタイミング(4月25日)でミサイル実験を実施しなかったことがあり、トランプ戦術が有効に見えたものです。


  しかし、現在はどうでしょう?北朝鮮はトランプの存在など気にすることも無く、淡々とミサイルを発射し続けています。つまり、トランプ氏のマッドマン戦術は「戦術に過ぎない」と相手に見透かされているわけです。


  さかのぼること4月~5月ころまで、露骨なトランプ批判を避けてきたように思われます。密かにトランプ氏戦術の成功(北朝鮮問題の前進)に期待していたのだと思います。しかし、戦術が不発に終わったことで、「何の価値もないマッドマン」に成り下がってしまいました。最近では不謹慎にも、ロンドンテロに関するロンドン市長の発言に対し、全く的外れな批判をしております。ここまでくると2chで暴れる日本のネトウヨ並みですね。(笑)



  そして、とどめを刺したのが自身の初外遊における下品な振る舞いの数々です。





  フランスの新大統領はトランプ氏との握手を本気で嫌がってるようです。下の映像を見るだけでも「メルケルさん大好き、トランプ大嫌い」がにじみ出ています。トランプ氏との握手を後回しにし、握手の際も、例のあのしつこさに腹を立て、トランプ氏を突き放してるように見えます。






  「世界で最も大人」な印象のメルケルさんも、トランプ氏にはついていけないようで、「古い友人は当てにできない」と発言し、世界に衝撃をもたらしました。 この発言の背後にはドイツ国内におけるメルケルさんの政敵が、トランプ批判を通して支持を集めていることがあるようです。これは「『親トランプ』では国民の支持が得られない」国が増えつつあることを示しています。これは「メルケルさんのキャラ云々」レベルにとどまらない、重大なメッセージです。


  そして、日本でも安倍首相がこれまで距離を置いていた中国が提唱する「一帯一路」構想に支持を表明しました。私はこれにとても驚きました。口には出さなくともやはり「古い友人:アメリカ」とは距離を置かざるを得ない事情が絡んでいるものと思われます。





  先日も英国総選挙が意外な結果に終わりましたが、ここしばらく、世界の動きから目が離せない状況が続きそうです。ここ数年で世界の勢力図が大きく書き換えられるでしょう。


  トランプ氏が長く米国大統領であり続けるほど、世界のリスクは高まるように思います。トランプ氏の無謀が混乱を招くシナリオもありますし、ブッシュJrのように無力化するとしても、そのチャンスを中国が見逃すとは思えないからです。


  日本が憲法を改定するなら、「世界の激動を乗り切るため」といった理由付けが必要です。眠たくなるほど焦点ボケな改憲論議は、いい加減終わりにしてほしいものです。





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