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2017年6月24日土曜日

AKBに見る日本の特異性


  最近の日本では思想の自由度が狭められているように思えます。例えばネットニュースのコメント欄ではいわゆる「右」系の意見が多数を占め、それだけならいいのですが、彼らの好みに反する投稿をすると即座に「左」とレッテル貼りされ、中傷・誹謗を受けることがあります。

  そのせいもあると思われますが、ニュースコメント欄にはまるで一人の人物が書いているのでは?と疑うほど似たり寄ったりの意見が並んでいることが少なくないです。また、本ブログも属している「人気ブログランキング」ですが、韓国・中国に対する批判ブログが多い。また現政権に対し支持する意見も多く見られます。


  これは特にネット上で見られる現象ですが、実はネットとリアルでは大きく事情が異なっています。例えばネット上では女系天皇に対する否定的意見が目立つ一方、世論調査では女系天皇を支持する意見が多数を占めます。また、2015年夏には安保法案に反対するデモが多数の参加者を集めましたが、ネットではこのデモに批判的な意見が多数を占めました。


  このようなネジレのからくりは、下のニュースにヒントがあるようです。


  ヤフーニュース、コメント欄の対策強化 複数アカウントで投稿「非表示」の可能性


  つまり、「Yahoo!ニュース」のコメント欄では、複数アカウントを利用して、一人の人間が多数を装い、特定の意見を投稿し、その意見を「多数意見」に見せかける行為が頻発しているとのこと。なるほど、そうだったのかー、という感じですね。


  コメント欄とは言え、これも「誤った世論認識を誘導する」という意味で、一種のフェイクニュースですね。FaceBookなどを媒体に発散したフェイクニュースが昨今のPostTruthな流れを引き起こしていることもあり、早急な対策が望まれます。


  また、複数アカウントによる偽装がらみでないにしろ、日本人の「空気を読む」「和を尊ぶ」「同調を求める」文化のせいか、特定の空間で、意見の一様性が目立つように思われます。


  例えば、最近AKB総選挙で、あるメンバーが、唐突に「結婚します」と宣言し、大いに批判されています。私には「AKB総選挙」→「結婚宣言」→「批判される」の必然性が全く分からず、むしろ「結婚宣言はどのような文脈であろうとおめでたいことで、祝福すべき出来事」としか思えません。職場の同僚にも意見を聞きましたが、やはり結婚宣言が批判されていることの意味が分からないとのことです。


  しかし、結婚を発表した須藤さんは寄ってたかって攻撃されます。特にAKBの先輩たちは彼女の人格を否定する勢いで、私には立派な「暴力」に見えます。集団リンチ、そんな過激な言葉さえ浮かんできます。


  よほど須藤さんの行動が「AKBグループの美学」に反するようですが、この美学が恐ろしく思想統一されたものであることを、当のAKBたちは気づいていないようです。しかも須藤さんを攻撃する面々の顔が一様に怖い。(笑)


  このような思想統一がそのようなプロセスで確立されたのか分かりませんが、ネット上で見られる「多数派とは違う意見への不寛容」と全く同じものが働いていると想像できます。


  実は、私はAKBなるものに特別の想いを持っていませんが、今回初めて「否定的な想い」を持つに至りました。不気味さを感じました。


  AKBは世界的に知られた日本のアイドルです。その彼女らが今回露呈した暴力的な姿は共感を集めるでしょうか?思想統一されていない者から見れば「不気味」で「怖い」としか見えないでしょう。私はこんなグループは日本のイメージを悪くするので、これを機会になくなって欲しいと思います。






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