先に書いた記事で、世界幸福度ランキングでフィリピンは51位の日本より下(72位)だったことに触れました。ということは日本同様、あるいはそれ以上に、
フィリピンは幸せな国ではない、と考えられます。
これはこれで事実なのですが、あくまでこのランキング、経済や政治、制度を数値化し、組み立てたもので、国民に「ハッピーですか?」と聞き、集計した本当の幸福度ランキングではありません。
一方で、最近、対面インタビュー形式で「ハッピーですか?」と聞く、本当の幸福度調査がフィリピンで行われ、結果が公表されました。
その結果は、フィリピン国民の90%以上が自分は幸せだと答え、しかも46%は「とても幸せだ」とのこと。
フィリピンの幸福度はもともと高い水準にあったとのことですが、今回の結果はここ20年で最高の結果だったとのことです。
フィリピンと言えば、高成長中とはいえ、まだまだ貧しい国です。国民のほとんどが英語に不自由せず、国民の55%が大学に進学する教育先進国ですが、国内の産業は優秀な人材の受け皿に育っていません。そのため国民の多くが海外に出稼ぎに出ることが知られています。
そんな国の国民のほとんどが幸福だと答えている。凄いことです。我々が学ぶべき何かがあるはずです。仮説ですが、国民が英語に不自由しないため、世界のどこでも生きていける、という自信があるのかも知れません。
日本という国は明治以降、欧米に習い、それまで受け継がれてきた伝統を捨てて来ました。その必然でしょうか、欧米の繁栄とともに繁栄して来ましたが、現在、欧米とともに病み、苦しんでいます。
日本は第二の維新を必要としてるのかもしれません。メッセージは、アジアに学べ!でしょうか?
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Info Source:CNN Philippines

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