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2017年4月9日日曜日

中国を馬鹿にしてはいけない


  世界的に、と言いますかいわゆる先進国に顕著にみられる傾向と思いますが「右傾化」が顕著です。


  日本でもいわゆるネトウヨが、net空間を中心に優勢です。そこに見られる空気は、アジア、特に中国・韓国を見下し、日本を欧米と同一視し、「アジアの中の唯一の先進国」としての日本という、やや現実から乖離した国粋的なものです。


  一方で、90年代に工業化した韓国はおろか、中国までもがいわゆるハイテク分野で軽視できないレベルに達しているようです。


  私が最近ショックを受けたのは、中国メーカーが生み出したスマホがiPhone仕様にまで影響を与え、スマホの「新標準」を作り出しているという記事です。 このスマホを産んだのが日本メーカーであれば、ネトウヨは泣いて喜んだでしょう。


  しかし、もはやこのような偉業は日本メーカーには期待できそうもありません。何故か?


  日本はいわゆる先進国のなかでも米国に次ぐ人口大国です。1億人を超える人口を有する先進国は米国と日本だけです。つまり日本メーカーは自国内に巨大市場を持つ恵まれた状況にあったわけです。


  20世紀中は、世界の富が日米欧に集中していましたから、家電製品等の購買力のある主要マーケットも日米欧に限定されていました。そのような中で、供給側メーカーも日米欧に限定されていたわけです。


  しかし、21世紀に入り、グローバル経済の進展に伴い、コスト競争が激化。日米欧メーカーが生産拠点を労働コストが安いアジアに移しました。20世紀中は、タイやマレーシアが主要生産拠点だったのですが、現在は中国が世界の工場と呼ばれるまでになりました。


  中国は生産拠点であると同時に膨大な人口を有する、メーカーにとっては極めて魅力的な「市場」でもあったわけです。その中国で生産活動が行われ、中国人民は労働の対価としての所得を得、購買力を獲得、中国は工業製品の巨大マーケットになったわけです。


  アクセスしやすい自国市場が魅力的な巨大市場、というこの状況は、かつて日の丸製造業に繁栄をもたらしたものと同じものです。しかも人口比では中国が日本の10倍であり、その市場からの恩恵度は日本メーカーにとっては計り知れないレベルでしょう。彼らは、かつての日本メーカーと比べようもない、スケールの大きな成功を手にする可能性があります。


  中国製品を軽視したり、中国人を田舎者扱いするのはそろそろ止めにしましょう。そんなことをしてると、自分が惨めになります。


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Info Source: http://toyokeizai.net/articles/-/165767
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