「人手不足」がにわかにホットトピックになっています。
ヤマト運輸で人手不足が深刻化し、サービスレベルを落としたり、荷受量を減らす方針と伝えられ話題になりました。売り上げ拡大するチャンスがあるのに、人手不足のため、チャンスを放棄せざるを得ないと言うわけです。電機産業は国際競争に敗北し、衰退する一方、成長余地のある宅配業ですら、成長を放棄してしまう。日本の産業はいったいどうなってしまうのでしょう?
Googleトレンドで見ますと「人手不足」は2014年から急速に関心を集め、以来上昇トレンドを見せています。

最近の「人手不足」はようやく、「人口減少」の文脈で捉えられているように見えます。また、「大学無償化」の議論もあるようで、ようやく、人口減少に国を挙げて危機感を醸成する流れができてきたのかな?と感じています。ちなみに私は家計における教育コストこそが、少子化の主因とみていますので、大学無償化はぜひともやるべきことと思っています。
人口減少は日本に悪夢をもたらす重大な危機と思います。従って、森友学園だの豊洲市場問題などさっさと方付けて、これに集中すべきです。そのためには国民の大多数が関心、危機感を持って、このことを考え、話題にしなければいけない。さもなければ、政治家も役人も今まで通り、この問題を放置します。ワイドショーでも人口減少問題が語られなければ、この国は沈没するのです。
人口減少への処方箋として避けて通れないのが移民受け入れです。日本人は移民にアレルギーを持っているようですが、アレルギーを克服する以外の選択肢はないと思います。
また、移民受け入れがうまくいくには、日本が魅力的な国である必要があります。移民から見て魅力的な日本は日本人にとっても魅力的なはずです。日本という国にはもっと魅力的になる素養を持っていると思いますし、大学無償化などもその流れの中で良い施策だと思います。
最後にヤマト運輸に話を戻しますが、私の地元周辺で目にする配送員の方々は、本当に過大な労働を強いられていると感じていました。重たい大きな荷物を抱えながら、忙しく走りながら働く姿、それでいて爽やかに明るく振る舞う姿に感動すら覚えたものです。さすが日本だと、誇らしく思える一方で、ケガなどのリスクにも晒される状況に、他人事ながら、心を痛めていました。このたび、問題解決に向けて舵を切ったヤマト運輸株式会社に「いいね!」をポチしたいです。(笑)
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